東京03知るために見たほうがいい番組を紹介

東京03は2003年に結成したお笑いトリオで、メンバーは飯塚悟志、角田晃広、豊本明長です。
バラエティ番組でよく見かける3人ですが、そのほとんどはコント番組やお笑いバラエティのひな壇で、3人がどんな人物であるかはあまり知られていません。
そんな3人の個性を垣間見ることができる番組があります。
それが、2021年現在Amazonプライムビデオで隔週配信されている「内村さまぁ~ず」です。
ウッチャンナンチャンの内村光良とさまぁ~ずの3人から成るお笑いバラエティ番組ですが、番組の司会は毎回変わるゲストに任せられます。
この番組は2006年11月から続いている長寿番組で、ゲストは内村光良とさまぁ~ずに馴染みのある芸人が中心となっていますが、東京03はさほどなじみがない人も関わらず、古くから定期的に呼ばれているトリオなのです。
では内村さまぁ~ずではどんな扱いなのかを紹介していきます。

東京03が初登場したのは2010年1月に配信された「そろそろ白黒ハッキリさせたい男達!」です。
3対3でさまざまなゲームを行う回ですが、どのゲームもさほど盛り上がらずグダグダな回の代表作となってしまいました。
しかし、視聴者やメインの3人には語り継がれるほど印象に残った回となり、その後も定期的に呼ばれています。
コント職人として名高い東京03ですが、番組内でコントを披露したことはほとんどなく、毎回のようにいじられたりゲームを楽しんだりしており、地上波のバラエティ番組では見せない顔を見ることができます。

2012年6月に配信された「ちょいと一杯ひっかけたい男達!!」では、出演者全員が収録前にお酒を飲み、収録中もお酒を飲みながら進行しました。
全員酔っぱらっているため普段言えない質問や、泥酔した三村マサカズに飯塚や角田がダメ出しを食らうなど大盛り上がりになります。
当時売れ始めて数年しかたっていない3人は、コント職人であり大先輩でもある内村光良から、ネタ作りの極意を聞いたり、後輩としてどう接したりしたらいいのかなど思い切った質問をぶつけました。
この回も視聴者や出演者には問題の回として印象付けられることとなり、地上波では見せない3人の一面を垣間見ることができます。
その後も数回にわたりゲスト出演していますが、毎回角田の頭髪問題やナルシスト気質をいじったり、個性のない顔の飯塚を一般人呼ばわりしてそれに飯塚が反論したりするなど、内村さまぁ~ずにハマっていくことになるのです。

地上波ではあまり日の目を浴びない豊本ですが、2016年3月末に配信された「いくらなんでも豊本だけには負けられない男達!!」ではスポットを浴びることになります。
若干セコイ気質の豊本とほかの5人がさまざまなゲームで対決し、ルールちゃんと把握していないさまぁ~ずの2人や、体力の衰えが著しい内村光良のポンコツぶりもあり、これまたグダグダな回になってしまいました。
しかし、豊本の意外な一面を知ることができたり、東京03の3人がほかのメンバーに対してどんな思いでいるのかなどを再確認できるシーンもあります。

古参のファン以外にはあまり知られていないことですが、トリオになる前は飯塚と豊本の2人で活動しており、ある程度の実績は亜rましたが、そこに後から角田が加入します。
角田は後から入ったことを若干負い目に感じている節がありますが、ほかの登場した回で2人に対し自分を受け入れてくれたことを感謝していると吐露するシーンがありました。
地上波番組のように事細かな台本があるわけでもなく、仕切りはゲストに丸投げする緩いスタンスの内村さまぁ~ずという番組だからこそ、東京03の素の部分が見られるのではないでしょうか。