ネプチューンの活躍について

ネプチューンは3人組のお笑い芸人で、名倉潤と堀内健、原田泰三がメンバーです。
1993年に結成されて以来、バラエティ番組をはじめ司会者や俳優としても活躍しています。
トリオ名は、「キン肉マン」の漫画の登場人物が由来です。
もともと原田泰造は同じ東村山市出身の友達と「パープルン」というコンビを組んでいましたが、相方が多額の借金を造って地元に帰ったために解散し、新たな相方を探している時、オーデションで一緒だった堀内健を誘って「フローレンス」というコンビになりました。
しかし原田も堀内もどちらもボケでツッコミがなかったため笑いが取れず、別の人とコンビを組んでいて解散したばかりの名倉潤を誘ってネプチューンを結成したという経緯があります。
3人の中で一番芸歴が長いのが名倉潤で堀内と原田はその一期下になり、結成当時は原田と堀内は名倉のことを「名倉さん」と呼んでいましたが、同じグループなのにさん付けしなくてよいと名倉が言ったため、二人とも「潤ちゃん」と呼ぶようになりました。
そして3人は付き合いの長い後輩たちからも、ちゃん付けや呼び捨てで呼ばれるほど気軽な付き合いをしています。
堀内がほとんどネタを作っているのですが、独特な言い回しや表現の仕方があるので、ほかの二人にはできず堀内自身がネタを披露することが多いです。
コントでは原田と堀内の二人がボケで名倉がツッコミ担当ですが、名倉が突っ込んでも二人がボケ続けるので、名倉は声を荒げたり頭をたたくなどの暴動に走ることが多くそれがまた笑いを誘います。
バラエティ番組でもレギュラー出演が多いのですが、原田と堀内はふざけてばかりいて名倉が見守るというスタンスが良く見受けられています。
しかしそのようなスタンスなので、世間から名倉はいらないとまで言われたこともありますが、名倉のツッコミがあるからこそ原田と堀内のボケに対して笑いがとれるともいわれています。
名倉自身も退陣に似ていることから「ナバ・キャットワンチャイ」というタイ人の名前を作り、笑いのネタにすることもあります。
クリームシチューとチュートリアルとともに出演する「しゃべくり007」をはじめ多くのバラエティ番組に出演してきましたが、自分たちが番組を進行する冠番組も多数持っています。
ハモネプでは全国の大学生や社会人が多数参加してアカペラのコーラスグループがサウンドを競い合ったり、各地の珍百景を紹介する「ナニコレ珍百景」、トークとゲームやクイズを交え自らがレギュラー解答者として出演を続ける「ネプリーグ」など社会的現象を起こし、長時間続く番組となっています。
ネプチューンの3人は歌手活動もしていて、1998年から2002年までの間に4枚のシングルと2枚のアルバムを発売し、「はっぱ隊」という名前のバンド名でDVDを出したこともあります。
個人の活躍も目覚ましく、名倉は連続テレビ小説などのドラマやCMにも出演し、堀内は子どものような動きや顔芸などの芸風で様々なバラエティ番組で周囲を笑わせたりテレビドラマにも出演しています。
原田は俳優としてドラマや映画に出る機会が多く、シリアスな役もこなします。
声優やナレーションなどもしていてマルチタレントとして活躍をしています。
ネプチューンは太田プロダクションから現在はワタナベエンターテインメントに所属しています。
名倉潤は1968年生まれで、堀内健は1968年、原田泰造が1969年生まれです。
堀内は神奈川県横須賀市、原田は東京都東村山市市と関東出身ですが、名倉は兵庫県出身でツッコミも関西弁で入れています。
3人はプライベートでも仲が良く、楽屋でもいつも一緒にいるといわれています。